最近 RPA (Robotic Process Automation)という言葉を新聞等でよく目にするようになりました。
一時の「IoT」みたいに流行語になった感があります。
一時の「IoT」みたいに流行語になった感があります。
ヤマグチはそれほど RPA に詳しくないのですが、異なるアプリケーション間でも作動するマクロのようなものであって、自律的に作動するAIとはレベルが違うものだと思っています。
比較的低価格の RPA ソフトがリリースされているようですが、まだ何十万円もします。
何か業務に使えそうな予感はするのですが、まだまだ、様子見だな…と思っていたら、いいもの見つけました。
Follow the Flow
Microsoft Office 365 (Business Premium)に「Flow」というアプリケーションが標準で組み込まれています。
これは、エクセル、ワードといった Microsoft 社製のアプリだけでなく、社外のアプリも含めて、お決まりの作業フローを自動化させることができるアプリです。
例えば、「Outlook カレンダーに新規の予定が追加されたら、同じ内容の予定をグーグルカレンダーにも追加しておく」とか、「デスクトップに置いたエクセルファイルが更新されたら、グーグルドライブにコピーしておく」とか、作業手順をフローチャート式に設定しておくと、それに従って「…されたら」「…しておく」をけなげに自動実行してくれます。
テキスト形式で複雑な条件設定をすれば、より細かい作業をさせることもできますが、出来合いのテンプレートに自分が実行させたい作業があれば、それを選ぶだけで、簡単に作業を自動化できます。
これも一種の RPA といえますね。
これも一種の RPA といえますね。
新たな野望
先日のブログ「開業準備中の壁」でも軽く触れたのですが、私は Flow を使って複数のアプリを連動させる仕組みを作りました(手こずりましたが…)。
自分だけでなくお客様のバックオフィス業務の改善にも使えそうです。
自分だけでなくお客様のバックオフィス業務の改善にも使えそうです。
使いこなすには勉強が必要ですが、「退屈な単純作業は全部コイツにやらす!」と新たな野望に燃えているところです。
そのうちまた「壁」にぶち当たってオロオロすると思いますが、何かに挑戦するのは幾つになってもワクワクします。